当院看護部は「教育は共育である」、「自己学習能力を育てる」という教育理念のもとに、それぞれの看護師が豊かな看護観を持ち、常に自己啓発することができるような環境作りを目指しています。新人教育にはプリセプター制度を導入していますが、プリセプターひとりが指導するのではなく、スタッフ全員が見守る体制をとっています。1年後の「あるべき姿」を目指して、看護実践能力を身に付けて行きますが、新人看護師一人ひとりの個性に合わせてきめ細やかな指導を行います。
配属を決める際も本人の適性と希望に配慮するよう心がけています。また、看護を実践し経験を積むなかで、自身の専門性を認識し、専門性を持った看護師になることをサポートします。
看護師の継続教育として、新山手病院看護部クリニカルラダーを基に、それぞれの対象者に研修を行っています。レベル別に目標に沿って研修計画と修了評価表があり、継続的な学習とステップアップを目指した教育を行っています。また、各部署専門の研修会を定期的に開催しており、他部署の職員も参加できるので、部署に囚われることなく多くの疾患や技術を学ぶ機会を提供しています。
看護研究発表会と、院内業績発表会、結核予防会全体学術集会を開催しています。
また、院内の全部署・職種が参加して年1回行う院内業績発表会、医療安全講習会ほか各種勉強会も随時開催しています。
講習会、研修会、通信教育など、看護業務に必要な知識や技術を向上させるために受講する場合、年間2回まで最大8割、20万円まで助成します。
受講期間中の給与・賞与を全額支給するほか、研修の入学金や授業料を病院が負担します
(資格取得後は資格を生かし当院で5年以上活躍していただくことが条件になります)。
2年制の場合は24か月間、3年制の場合は36か月間、4年制大学の場合は2年次より36か月間、所定の金額を貸し付ける制度です。卒後、当院にて貸付期間と同じ期間勤務された場合は、返済が免除されます。
2年制の場合は2年間、3年制の場合は3年間、4年制大学の場合は2年次より貸し付ける制度です。入職後、均等割りにて毎月の給与から返還となります。
いずれも、金額には上限があります。年度の途中からの支給開始の場合には、その年度に限り遡って支給されます。金額など詳細については、当院の庶務課までお問い合わせください。